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見張り、生命維持、調節機能。

   2018年05月14日

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今回は自律神経がテーマです

 寒暖の差を感じる今日この頃ですが、体の調子を崩されていないでしょうか?
 先日、気象病と題して気象条件が体にあたえる影響についてニュースで取り上げられていました。高齢者だけではなく最近は子どもや特に40~50代の女性が体の不調や痛みを訴え方が増えているとか。
この不調の要因に自律神経は大きく関わっています。体の各部に広がっている神経には運動と感覚をあずかっている体性神経と、呼吸・循環・消化・代謝・分泌・排泄などをあずかっているの自律神経があります。
 自律神経は生命維持に重要な体の見張り番と調整を担っており、自分の意志とは別に機能しています。体温調節機能しかり、自然に呼吸したり心臓が常に動いているのも自律神経のお陰なのです。

 自律神経には交感神経と副交感神経があり互いの作用は拮抗的です。
 交感神経はエネルギーを消費する役割を担い、心拍数増加や血圧・血糖上昇作用の際、優位になっています。その作用は闘争と逃走とも言われストレスへの対応力があります。
 副交感神経はエネルギーを溜め込む役割を担い、消化・吸収・排泄・睡眠そして交感神経系の緊張を抑制する際優位になります。ストレスへの対応力はあまりありません。

 
緊張したり不安になったりすると心拍数が増え、血圧が上がるのは交感神経優位の状態。夏バテなどにみられる体のだるさを感じる時は副交感神経優位な状態という事が言えます。そううつも自律神経が関係しています。

 さて、体温調節には心拍数や血圧が関連している訳ですが現代人は冷暖房が1年中、完備された楽な環境下に慣れてしまっていること、運動不足や社会的なストレスの影響、睡眠時間の減少による夜型生活の増加(日中:交感神経↑・夜:副交感神経↑が普通)地球環境の変化による異常気象などが自律神経の機能である循環器系にも悪影響を及ぼしていることが考えられています。

 原因に心当たりのない不調が長く続く場合は専門のドクターに受診されるのが良いのですが、自律神経はその神経節線維が脊髄神経と連絡を取り合っていますので脊柱や骨盤のバランスを整えるカイロプラクティックの施術は普段からの自律神経の活性化に効果が十分期待が出来ます。
 定期的なメンテナンスは神経のケアにも良いという訳ですね。

また普段からセルフケア出来ることもいくつかあります。仕事が忙しい時やスマホやゲームで長時間集中している時など、背中が丸まり肋骨の運動を制限してしまい呼吸が浅くなっていることが多くないでしょうか?
 自律神経の最高中枢は脳(視庄下部)です。脳へ十分な酸素が届いていないと自律神経を始め、各生命活動に何らかの影響を及ぼします。気付いたらまず、胸を開いてゆっくりと深呼吸しましょう。緊張や不安時また気分転換をしたい時などに気分が楽になります。
 
 次に適度な運動を心がけ血流を良くすることです。体の組織には無数の毛細血管が張り巡らされており(神経もそうです)血液を介して酸素とエネルギーを得て代謝活動をしています。前も述べましたが水分補給もお忘れなく。(2リットル/日)
 朝起きたらまず、コップ1杯の水を飲むことから始めるとよいと思います。体に活動開始のスイッチが入ります。

 最後に睡眠(+栄養)です。先にも述べましたが、自分の意志でのコントロールが難しい・・・ということが重要なポイントです。日ごろからの生活リズムを整えてあげることがセルフケアの第一歩になります。

ARS高田馬場店

日時:2018年05月14日 10:58 | パーマリンク

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