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関節の中身は

   2018年06月03日

今回も背骨に関連して骨と骨(以降椎骨と言います)の間に存在している関節とは何なのか簡単に触れてみたいと思います。

まず関節とは・・・椎骨と椎骨のジョイント部の間にあるクッションのようなものと考えてください。組織自体は柔らかく椎骨間の上から関節包という袋状の組織により外側全体が包まれています。
椎骨の中でも背骨間にある関節は他の関節と少々異なり、椎間板(ついかんばん)と言います。椎間板はバームクーヘンの様な多重の層をなしており中心部に髄核という中心的な組織があり背骨の動きに合わせてバラストの様に動き、スムーズな背骨の動きに対応をしています。

また椎間板においてはクッションとしての役目以外に体に溜まった不要な熱を体外へ発散する体温調節機能としても重要な働きをしています。夏場汗をかいた時に背骨を触ってみると熱感があることに気付くはずです。

椎間板や各椎骨間の関節は加齢や生活習慣(運動不足やストレス、栄養不足)などの外的要因により本来の可動性を損なうことがあります。カイロプラクティックではこの関節の可動性の有無を重視します。
可動性を失ったままにしておくと上下他の関節や背骨にも代償作用を及ぼすことがあります。

この場合は複数の痛みとなって出て来ます。定期的に背骨の状態と関節の可動域を日頃からケアすることにより、椎骨や関節だけでなく背骨から出てくる脊髄神経も正常な状態に保つことが大切です。

神経系の伝達機能は神経に付随している毛細血管を通じて代謝を行っているので阻害されている患部を活性化させることでヒト本来に備わっている免疫力を正常化させ健康に寄与してゆきます。

重要な事は背骨や骨盤はずれることでその人の体幹のバランスを保とうとします。
また寝ている間に寝返りを打つことで脳が元に戻そうとしているとも言われています。
この事自体は自然なことなのですがそのままではストレスの多い現代社会に於いて適応力としては不十分です。(ゆっくりと体を休ませられるなら良いのですが・・・)

最初は筋肉に無理な負担がかかり始め、限界を超えると次第に椎骨間をしっかりとつないでいる靭帯そして関節へと徐々に負担がかかってきます。
痛みはあまり我慢せず、筋肉に比べ痛み(=炎症となって)の回復に時間がかかる靭帯や関節に過大なストレスが及ぶ前に一度ご相談下さい。
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ARS高田馬場店

日時:2018年06月03日 00:21 | パーマリンク

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